今回の特集は、国内外で大ヒットを記録中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』。原作者の井上雄彦氏が監督を務め、漫画の絵がそのまま動き出したかのような臨場感あるアニメーションを実現した本作について、制作の中枢を担ったダンデライオンアニメーションスタジオと東映アニメーションの全面協力の下、その制作技術を徹底的に掘り下げる。まずコンテ・モーションキャプチャ・プリビズでは、従来の絵コンテありきのアニメ制作とは異なる本作独自のワークフローについて紹介。キャラクターモデリングでは、原作漫画のキャラクターをいかに3Dモデルとして成立させたかについて解説している。さらにキャラクターリギングでは、スポーツとしてのバスケットボールを臨場感たっぷりに描くための関節機構や筋肉表現の裏側に迫る。続くアニメーションでは、実際のカットでの調整の様子を徹底解説。シミュレーション&エフェクトでは、ユニフォームやゴールネットの挙動、汗や波などの表現を技術的に紐解く。ルックデヴ&コンポジットでは、本作ならではのルックに至るまでの画づくりのしくみを大公開。加えて、大規模制作を支えたパイプラインや、進行の要となったプロダクションマネージャー座談会など、見どころたっぷり。
そのほか、作画キャラと3Dエフェクトが絡んだアニメ『チェンソーマン』第11話エンディング、独特の絵本ルックで魅せる『ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔』、紀里谷和明監督の最新作『世界の終わりから』など、注目作品のメイキングやTIPS、連載陣も大充実!
[attach]927770[/attach][attach]927771[/attach]
BD:
https://pan.baidu.com/s/1lBG6vIfrxd8VhWLMmbnAeA