ジプソフィラ

ｰｰｰStoryｰｰｰ

４月１日という日はその国にとって、豊穣のお祭りが行われる日でした。
一年間笑顔ですごせますように。
そんな願いをこめて、笑える冗談を言い合う日でした。
しかし森に住む魔女様にとって、４月１日というのはそんなのどうでもいいくらい特別な日でした。

なんとその日は魔女様の誕生日だったのです！

下僕であり、たった一人の友人でもある吸血鬼にお祝いしてもらってご機嫌な魔女様。
そんな彼女の元に一つの贈物が届きました。
魔女様が喜んだのもつかの間、悲しいことにそれは呪いがこめられた贈物でした。

呪いによって余命三日となってしまった魔女様は犯人をつきとめて解呪を命じましたが、
犯人はしれっとこう答えます。

「三日間メイドとして働いたら呪いを解いてあげる」

いくら悔しくても魔女様に残された道は一つだけでした。
こうして魔女様はメイドとして働くことになりました・・・。

基本逆ハーレム！！！多少なりと   ***下载/download/otomedream/ダウンロード***   的な表現が出てくることもありますので、ご注意ください。


ｰｰｰCharacterｰｰｰ

◆魔女　エレノア（名前変換可能）
「チッ、気を利かせてもっと褒め称えなさいよ」
この物語の主人公です。
国立の魔法学校創設以来の天才と騒がれ、魔女としては最高の能力を持つ人物です。
ただし(xing)格に難有りという残念さ付き。ちょっと自信過剰気味です。
本来なら王室魔術師になれたのですがあっさりと辞退して王都から離れた街の横に広がる森の中に住み着きました。
今は下僕の吸血鬼と共に、最低限暮らしていける程度薬を売りつつのんびり暮らしています。
しかし日が上る頃に就寝、日が落ちる頃に起   ***下载/download/otomedream/ダウンロード***   という完全な夜型のため、
街の人たちからは「夜の魔女」と呼ばれて恐れられています。本人はまんざらでもない模様。
甘いものが大好きです。クリームパンとプリンがあったら暮らしていけます。
蛇足ですがＳです。

◆魔法使い　フレデリック
「手厳しいな。魔法学校時代からの心友だろう？」
今回の事件の犯人です。
エレノアとは学生時代の同級生で、エレノアが天然の天才ならフレデリックは努力型の天才です。
学生時代の成績はいつも一位をキープしていましたが、一度だけエレノアにその座を奪われています。
呪いを贈ったのはそのことを恨んでいたからだ、とエレノアは推測しています。
エレノアと同じく、能力はあったのに普通の街に住んで平凡に暮らすことを選びました。
ただし彼女とは違って街の人からの評判は上々です。
結構Ｓです。

◆吸血鬼　アルヴィン
「ご主人様って俺よりも吸血鬼らしいですね」
下僕です。かつ主夫です。
エレノアと契約している吸血鬼なんですがなぜか日光が平気です。むしろ大好きです。
日課は日中のお散歩です。灰にはなりません。
普通吸血鬼は人間に害を与える存在として祓われるのですが、
なぜかアルヴィンは祓う側に吸血鬼だと悟られたことがありません。能力が低すぎなんでしょうか。正直ヘタレです。
でも時折、本当に時々、魔族っぽい雰囲気をかもし出します。
ご主人様（エレノア）が大好きです。命令に従う様はまさに忠犬です。
日中に薬を求めて尋ねてきた客を対応するのはもっぱらアルヴィンのお仕事です。
まごうことなきＭです。

◆（オカ）魔女　ルーファス
「棒読みすぎー！　もっと心をこめて、マジに僕を愛して!」
魔女です。けど男です。いわゆる男の娘（こ）です。
エレノアのことを「お姉さま！」と慕っています。
魔法使い、魔女を多く生み出すいわゆる名門の跡取り息子ですが本人に家を継ぐ意思はあまりなく、
優秀なことは優秀だというのに全体的に非常に残念な感じです。
学園卒業後は各地を旅して回っているのですが、一定周期でエレノアのもとを訪ねてきます。
格好自体がそうですが行動が奇抜なことも多く、対話した者は大抵「黙っていればかわいいのに」と残念がります。
エレノアとは幼い頃から親交があり、エレノアの影響は少なくありません。
ちなみに素はＳですがエレノアに対してはＭでもいけます。

◆騎士　リオ
「信じられない心底信じられない。こんなのが……？」
宮仕えの騎士様です。
でも言葉遣いはよろしくありません。尊敬する相手にしか敬語を使えません。たぶん出世できない。
代々騎士を生み出すそれなりの家柄の、いわゆるお坊ちゃまです。
魔法使いになりたかったけれど、残念ながら才能がなかったために魔法学校に入れませんでした。
さらに本人としては不本意なことに剣の才能がありました。親は喜びましたが当然本人はへこみました。
そんないきさつで魔法使い、魔女に憧れています。
特にとある伝説の魔女に恋心といっていいほど執心しているとか。
なおフレデリックとは知り合いのようです。
ところでたぶんＭです。

ｰｰｰ舞台ｰｰｰ

魔法大国ウェネレーグ。
魔法研究は盛んですがまだまだ使い手は少なく、魔法はちょっぴり貴重です。
そんな王都から少し離れた町、ウェストリア。……の郊外に魔女様は住んでいます。
この町に魔法の使い手は二人しか現在住んでいません。

ｰｰｰ魔法使い、魔女ｰｰｰ

魔法使い、もしくは魔女というのは生まれ持っての能力によってなることができます。
しかし魔法というのは便利な力ですが、ちゃんとした使いかたをしなければ非常に危うい力でもあります。
この国は魔法使い、魔女をもっと育てようと王立の学校を作って全力でサポートをしています。
どんなオチこぼれでも魔力さえもっていたらエリート街道を歩くことができると非常に憧れられています。
（実際のところ、オチこぼれの場合は使えるようになるまで卒業できなかったりします）
この学校を卒業することにより、魔法使いや魔女と名乗ることが出来ます。
逆に言えば、この学校を卒業せずに名乗ることは許されません。
国中の憧れの職業「魔法使い」「魔女」ですが、制約が多いのが事実です。
まず彼らの義務として、赤いフードをまとわなくてはならないというものがあります。
これは彼ら以外がまとうことも許されていません。
また、宮仕えしないにしても国の不利益に繋がるようなことをしてはいけないようになっています。
守りさえすれば結構   ***下载/download/otomedream/ダウンロード***   も多い制約ですが、一度でも違反した場合は魔力の没収、
魔法位の剥奪などの厳しい処分が科せられます。

それでも魔法使い、魔女に憧れる少年少女は後を絶ちません。

ｰｰｰ魔物ｰｰｰ

魔法はちょっぴり貴重でも、魔物は多く闊歩しています。
獣や植物、果ては人型まで、様々な形の魔物が存在しています。
ちなみに人型の魔物は魔族とも呼ばれ、他の種よりも知(xing)が高いとされています。

ｰｰｰ鎖のネックレスｰｰｰ

基本魔物は駆逐の対象ですが、秀でた面が多い魔物は契約なりなんなりで使い魔として利用されることもあります。
そんな魔物には首輪や鎖などで「使い魔」であることを示しています。
魔法使い、魔女が一目で分かるようフードをまとうことが義務付けられているのと同様に、これも義務付けられています。
鎖には人間に歯向かわないようにと様々な魔法がかけられています。
契約は魔法使い、魔女にしかできませんが、一度従わせた使い魔は鎖にかけた魔法によって、
許可を受けた一般人でも扱えるようになっています。
そんな使い魔は街の中でよく見かける存在でもあります。

ちなみにアルヴィンの場合一応鎖をまとってはいるものの、
自ら納得して契約をしているので逆らう意思は全くなく、そのため鎖に魔法はかけられてはいません。

ｰｰｰ赤いフードｰｰｰ

これをまとうことが魔法使い、魔女の義務です・・・が、あまりかぶっている人は多くありません。
赤いフードは彼らの象徴なのですがいざまとう段階になってみると似合わないだとかそんな理由で倦厭されがちです。
ですのでフードつきのマントをまとい、おのおの工夫して身にまとっているようです。

-----------------------------------------------------------------------

■タイトル          ・・・ジプソフィラ　
□ジャンル　          ・・・女(xing)向けな超短編のＡＤＶ
■プレイ時間          ・・・一周30分前後？　二周目からは早い
□製作ツール          ・・・吉里吉里
■画面サイズ         ・・・640*480
□ED数         ・・・11個

-----------------------------------------------------------------------
　
DL：
http://pan.baidu.com/share/link?shareid=3897567262&uk=3543219413
http://yfdisk.com/file/common/4787cde6/
ftp://otomedreamdown:downotomedream@ftp1.otomedream.com/disc8/game/doujingame/tid707381.rar